2007年10月20日

筑波宇宙センター一般公開

10月20日、

筑波宇宙センターの一般公開

に行ってきました。
普段の見学では展示棟1棟しかみられないのですが、年に2回の一般公開の日だけはそれ以外の設備の見学が出来ます。

朝10:30頃につくば駅着。
この日だけは宇宙センターまでの無料のシャトルバスが運行していました。混雑して乗れないようなら歩くことも覚悟していたのですが…空席だらけで拍子抜け。
道路も空いていて、数分で現地へ。

入口でパンフレットを受け取り見学開始。

筑波宇宙センター管制室.jpg

衛星監視室。
本物はカッコイイねー。
家族連れ何組かが選ばれて中で『交信』していました。

〜〜

筑波宇宙センター太陽電池ゴーカート.jpg

太陽電池利用のカート。
けっこうな人気で行列が出いていました。
僕も子供だったら乗りたかったな。

〜〜

筑波宇宙センター電波送電.jpg

電波による送電実験。電波で制御信号だけを送るいわゆる『ラジコン』ではなく、ハンディサイズの八木アンテナから飛行船に電波の形で電力を供給しています。
…最先端の研究設備なのにこの手作り感。好きです、こういうの。

〜〜

筑波宇宙センターヒートパイプ.jpg

ヒートパイプの実演。
熱湯と氷水に交互につけて熱の伝わり方を実演しています。
同じ材質の普通の棒にくらべて、ヒートパイプとして加工されている物の方が端まで熱が伝わるのがあきらかに早いですね。

…家庭用のポットで実験しているあたり、この手作り感が(以下略)

〜〜

筑波宇宙センター電波透過実験.jpg

電波送信の実験。送信側と受信側の間にいろいろな材質の遮蔽物を挿入して効率を調べるのですが。
アルミホイル、木、アクリル、金属グリッド、発泡スチロール、鉄板。
…って、この『木』は落とし蓋??『金属グリッド』は魚焼き網??どちらも100均ショップに売っているような代物。写真には写っていませんが『鉄板』もトースターか何かのトレーを外してきたようなもの。

こ、この手作り、感が、、、(苦笑)

試してみました。

筑波宇宙センター電波透過実験横.jpg

筑波宇宙センター電波透過実験縦.jpg

左手前の網の向きと、右手奥のディスプレイ上の波形に注目。
上の写真では波形が一番上のあたりなのに対して、下の写真ではディスプレイの中ほどまで下がっているのが判ると思います。
こんなチープな装置(いえチープなのは遮蔽物だけですが)でも、縦と横でレベルに倍の違いが出るとは。
原理を知っていても(知っているから、かも?)面白いものです。

〜〜

筑波宇宙センタープール.jpg

無重力下での作業訓練のためのプール。
屈折のために浅く見えますが、深さ10メートル以上の大型プールです。傍らには『きぼう』の実物大模型が用意されていました。

〜〜

筑波宇宙センター飛行士.jpg

宇宙飛行士と記念撮影できるコーナー。
看板には『ハリボテ飛行士と写真を撮ろう!』
…いやハリボテなのは判ってるけど(本物の宇宙服は100kgもあるので地球上では歩けません)、自分で『ハリボテ』とか書くか普通(笑)

〜〜

筑波宇宙センター霧発生注意.jpg

展示物ではないのですが、ちょっと面白かったので。
建物の外まで派手に霧が発生するんでしょうか。

〜〜

さて、一番奥まで進むと。
そこでは『GPSで宝探し』なるいイベントが。
面白そうなので参加してみました。

筑波宇宙センターGPSユニットと問題用紙.jpg

受付が済むと、GPSレシーバーと解答用紙を渡されます。
で、宝物を探す範囲は…

筑波宇宙センターGPS野原.jpg

この野原全部。…な、なんかすげー広いんですけど。
っていうか、ここも研究所の中なんですよね???

GPSレシーバーのスイッチを入れると、
『第1チェックポイント・前方300m』
…いきなり遠いです。

とにかくレシーバーの表示を頼りに進んでいきます。
野原を突っ切って…

距離0m。

あれ?なんにもないじゃん。

と思ったら、

筑波宇宙センターGPS缶.jpg

隣の木の根本に缶がありました。
GPSって5mくらい誤差があるんですね。
(ってこれ海苔の缶?この手作り感が以下略)

中身は…

筑波宇宙センターGPS問題.jpg

こんな問題が。
これは『じ』ですね。

こんな調子で最初に受け取った解答用紙に答えを書いていくと、1つのキーワードがわかります。
受付に戻ってそのキーワードを提出すると記念品ゲット。
(実はとにかく一周して戻れば何かしらもらえたみたいですが)

けっこう面白かったです。

〜〜

そして今回の目玉(興味がない人にとっては地味ですが)。

きぼう全景パノラマ2.jpg
(クリックすると拡大します)

国際宇宙ステーションの日本の実験モジュール『きぼう』の本物!!
右手の黄色い円筒が与圧部、左手のビニルハウスのような部分の中にあるのが曝露部、左端壁際にはロボットアームも見えます。
もうすぐ、来年の打ち上げのためにアメリカに運ばれます。
一般人が全景を見ることが出来るのは、これが最後のチャンス。

〜〜

最後に、土産物や食事のエリアを一回り。
レストランで人気だったのは、

筑波宇宙センタースペースランチ.jpg

これです。
もちろん宇宙ステーションでこんな盛りつけだったわけではないのでしょうが、スープ、ビーフストロガノフにタピオカプリン。けっこう美味しそうです。

ちなみに本物の宇宙食は、

筑波宇宙センター宇宙食.jpg

…こんな感じ。インドカレーも宇宙食になったんですね。他にもラーメンだのピラフだのいろいろ。チョコレートなどのお菓子っぽいものも用意されていました。

食事のメニューがいろいろあるのは精神衛生上もよいのではないかとおもいます。誰だって能率第一で乾パンみたいなものばかり食べていたら気が滅入ってくるでしょう。

〜〜

2時すぎになって、新たに見学に入場してくる人が増えてきたようです。僕は一回りしたので、これで帰ることにしました。
帰りもシャトルバスで一気につくばセンターへ。

というわけで、先端技術と戯れた一日でした。


次回の一般公開日はまだ公表されていませんが、
だいたい毎年4月20日前後、10月20日前後の土曜に行われるようです。

展示棟だけなら毎日10:00〜16:00は無料で見学できます。
休みになるのは年末年始と、イベント開催日だけだそうです。
posted by MAX CARTER at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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