2015年03月18日

航空科学博物館

成田空港の近くにある航空科学博物館を見学してきました。

行き方は何通りかあるのですが(後述)、今回は成田空港のターミナルビル前から『南部工業団地行』バスで10分ほどの『博物館入口』バス停から歩きました。

航空博物館坂下.jpg

バス停から坂を下って少し歩きます。
博物館にむかう枝道の入口には小型機とヘリコプターの展示が。

なお、帰りは博物館前発のバスで成田空港に向かったのですが、ここは通りませんでした。
直通路線だとこの小型機&ヘリコプターは見られないのかも知れません(未確認)
要整理券の体験プログラムが3種類あったので、入館時にすべて申し込んでしまいました。
到着が午後2時頃だったので既に満席になっているものもあるかと思いきや、平日はそれほど混雑していないようです。

それでは体験プログラムの時間まで見学開始。
建物は5階建てですが、案内板によると展示室は1Fと2Fだけのようです。

1F展示室/全景.jpg

1F展示室。
ここは『西棟』でほかに『中央棟』『東棟』があるのですが、中央棟1Fはエントランスだけ、東棟1Fは要整理券のシミュレータ体験だけなのでここがメインの展示室です。
ボーイング747のジェットエンジンや着陸脚、胴体輪切り(本物)などがあります。

中央にある大型の747模型はこの写真の奥の壁際、2Fへ登る階段の中程にある操縦席模型から操作可能です。

1F展示室/3D画像体験.jpg

1F展示室、ゲームの筐体のようですが3D映像+退館シミュレータ。
いくつかソフトがあって、僕はヘルキャット(第二次大戦中の米軍の戦闘機)を追跡する零戦コクピットからの映像を見ました。1本300円。

1F展示室/ハッピーフライトセット.jpg

2Fへ上がります。

2F展示室/零戦操縦席.jpg

零戦の操縦席の実物大模型。
西棟2Fは部屋ではなく通路に沿ってこのようなものが並んでいます。

2F展示室/ライトフライヤー模型.jpg

東棟2Fの展示室でまず目を引くのは、このライトフライヤーの模型。

2F展示室/成田空港ARジオラマ.jpg

同じく東棟2F展示室の中央、成田空港のジオラマ。
スマホに専用のアプリをインストールすると、ARで模型内で航空機が発着する様子が見えます。

上の階にも上ってみます。
3Fは成田空港の滑走路を見下ろすデッキにでられるだけで展示はありません。
4Fはレストランで、やはり展示はありません。

最上階の5Fへ。

5F展望室/コンソール.jpg

5Fは展望室なのですが、このように昔の管制室のコンソールと思われるものがいくつも置かれています。
解説は一切ありませんが、空港滑走路の見える展望室でこんなコンソールを前にすると、管制塔にいるような気分が味わえる…かもしれません。

5F展望室/成田空港.jpg

5F展望室からの眺め。

〜〜

体験プログラムの1つめの時間になったので、集合場所であるエントランスホールに戻りました。
1つめはジャンボジェット機模型操縦体験。

ボーイング747模型/操縦席.jpg

ジャンボジェット機の操縦席に座って、1F展示室の中央にあった大型模型を操作することが出来ます。
操縦桿、スロットルレバー、ギアレバー、ペダルなどに対応して模型の各部が動きます。

整理券は必要ですが、追加料金は不要です。

〜〜

体験プログラム2つめ、DC-8シミュレータ。
要整理券(100円)。

DC-8シミュレータ/機長席.jpg

受付順で席が決まるようで…僕はその組の最初だったらしく機長席でした。
つーかこれ、機長席以外だと映像はよく見えない、操作はできないでぜんぜん面白くない気が…。

DC-8シミュレータ/モニター画像.jpg

シミュレータと称していますが操縦はできません。窓の外にあるモニターで空撮実写映像が見られるだけです。まぁ機長席にいる人は映像や音声に合わせてコンソールをいじってみてもいいわけですが(←当然やった人)

〜〜

屋外展示/全景.jpg

最後のプログラムの前に屋外展示を見て回りました。
ほとんどの機体は中に入れるようになっています。(一部有料)

〜〜

最後の体験プログラムはボーイング747機首部分の内部見学です。

ボーイング747-400/外観.jpg

引退した747から切り取った本物だそうです。

ボーイング747-400/ドア構造.jpg

ドア構造が判るように内壁を剥がしたもの。

ボーイング747-400/操縦席.jpg

操縦席。

ボーイング747-400/航空機関士席パネル.jpg

航空機関士席。
計器だらけ!

〜〜

というわけで。
館内展示物はそれほど多くないので一通り観るだけだとちょっと物足りないかもしれません。
要予約の体験プログラムにどんどん参加したほうが面白いと思います。

入館料は500円なんですが、本文中にも書いたようにあちこち別料金のものがあります。全部やると(エントランスのゲームは除く)3000円ちかくなるようです。

アクセスについて。
博物館公式サイトのアクセス情報には記載がないのですが、成田空港発『南部工業団地行』は『博物館入口』(博物館まで500mほど坂道を歩きます)を通り、こちらの方がずっと本数が多いです。
時刻表:http://www.nariku.co.jp/time/nanbu-2.htm

都内から航空博物館だけを目当てに行く場合は、博物館公式サイトでも紹介されている東京駅発の高速バスを使うのが一番簡単だと思います。

〜〜

【航空科学博物館】
http://www.aeromuseum.or.jp/index.htm
開館時間:10:00〜17:00
休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日に振替)
入館料:500円
posted by MAX CARTER at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
・サイズの大きな写真は複数の写真を並べて合成したものなので、接続部で色合いが違う・わずかなズレが生じている・全体的に湾曲していることがあります。
・このブログは個人が旅行・見学の感想を書いているものであり、記事中に登場する各施設の公式なコンテンツではないことはもちろん、記事中に明記されていない限り各施設を運営する団体・職員とも一切関係ありません。
・価格、所要時間、展示内容その他記事中で紹介されている事項は変更されている場合もあります。必ず各施設の公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
・本ブログ記事の情報を利用したことにより直接的あるいは間接的な損害が発生したとしても、当ブログ著者・サイト管理者は一切責任を負いません。