鑁阿寺は真言宗大日派の本山です。鎌倉時代以来800年以上の古い歴史を持つ寺院であり、本堂が国宝にしていされている他、重要文化財などに指定されている建築物が多数あります。またここは足利氏の屋敷跡でもあり、周囲を巡る土塁と堀は足利屋敷の遺構とされています。
鑁阿寺南西隅。土塁と堀の様子がわかります。右手奥に山門前の太鼓橋が見えます。
※合成のため、通常より遠近感が強調されています
鑁阿寺の敷地はほぼ正方形、四辺を東西南北にむけています。南辺の中央にある【山門】と【太鼓橋】。
山門は室町時代の建築で、左右に仁王像が収められています。
太鼓橋は江戸時代の建物。
建物の配置をよく憶えてから見学開始。
【本堂】
鎌倉時代の建物だそうです。あちこち見学する前に本堂をお参り&100名城スタンプゲット。
スタンプは本堂の、お守りなどを売っている場所にあります。
【不動堂】
本堂の隣にあります。国宝。
樹齢550年といわれている大銀杏。
高さ30m、周囲9m。
縁結びのご神木ともいわれているそうです。
本堂近くにある弘法大師の像。
【多宝堂】
はっきりした建築年代不明。宝珠の中に寛永6年の銘のものがあることからその時代に再建されたと考えられているようです。
多宝塔としては国内最大のものだそうです。
栃木県指定文化財。
【経堂】
室町時代の建物。
足利義兼が妻の供養のために作ったといわれているそうです。
国の重要文化財。
【鐘楼】
鎌倉時代の建物。
梵鐘は元禄時代のもの。歴史的資料として戦時中の金属供出を免れたそうです。
鐘楼の奥へ進むと【心字池】があります。
写真は敷地南東隅からみた心の字池。奥に鐘楼が見えています。
心の字池のちかく、敷地南東部の土塁を内側から。
【稲荷堂】
本堂の北側、明治時代の建築。
【蛭子堂】
北条時子(北条政子の妹)を祀るお堂で、時姫堂とも呼ばれているそうです。
足利市重要文化財。
【校倉】
宝庫・大黒堂、ともよばれています。江戸時代の建築。
もともとは宝物庫ですが、後に足利家伝来の大黒天を祀るようになっているそうです。
足利市指定重要文化財。
【大酉堂(おおとりどう)】
江戸時代の建築。もとは足利尊氏を祀る霊堂として室町時代に建立。
明治時代からは足利尊氏の木造を本坊に移し、大酉大権現を本尊としているそうです。
【御霊屋】
最初に建てられたは鎌倉時代、
現在の建物は徳川家斉の時代に再建されたものだそうです。
南西部にはステージがあるのですが、現在は補修工事中?
経堂の裏手(北側)あたりに仮設のステージを設置する工事が行われていました。イベントでもあるのでしょうか。
なぜか敷地北西部には児童公園があります。滑り台、ブランコほか一通り遊具もあります。手前の砂場はなんだか残念な感じになっていますが。
右手には敷地西側の土塁が見えます。
