2011年03月19日

旧金毘羅大芝居(金丸座)3

奈落(舞台地下)へ突入。

旧金比羅大芝居・奈落.jpg


最初の写真は、舞台下手奧に立って舞台端中央の方向を向いて撮影したものです。
右手奥にのびる通路が、ほぼ花道に平行しています。

写真左半分を占める丸い構造は舞台中央にある回り舞台(ターンテーブル)の構造。
回り舞台は直径4間(4けん=7.27m)、
中心は八角形の真柱で受け、周囲は24角形に配置された保持器で支えています。
保持器には樫のコロが組み込まれ、軽く回転するようになっています。
(この写真でいうと天井のスキマの位置)
本番では、周り舞台上に大勢が乗っていても4人程度の人力で回せるそうです。

旧金比羅大芝居・迫り.jpg

迫り。
これも人力で操作。

旧金比羅大芝居・奈落の通路.jpg

通路。周囲を石で囲まれた地下室だけにひんやりとした空気。

旧金比羅大芝居・客席土台.jpg

客席を支える土台。
客席床は水平ではなく、舞台近い側が低く遠い側が高く傾斜しているのが判ります。

地下通路を抜けるといきなり入口ロビーに出ました。
まぁ、いろいろ迂回するように作るには建物が小さいか…。

〜〜

再び客席に戻って、今度は2階席へ。

旧金比羅大芝居・桟敷.jpg

西桟敷(上手側2階)中央のこの席は、皇族が観覧する際につかわれました。
いまはこの通り腰を下ろして見ることもできます。

旧金比羅大芝居・劇場内全景.jpg

前の記事のも載せた写真ですが、右側にある『金比羅大芝居』と書かれた看板の真下の席がそうです。舞台は正面の席からの方が見やすいのになぜここが特別扱いされているのか?と不思議に思うのですが…

花道を歩いて来た役者が舞台に上がるところでの見得(=舞台用語では決めポーズのこと)が一番良く見える(役者がこの席を向いてポーズを取る・一礼する等)のだそうです。

そういえば、海外のオペラハウスのロイヤルボックスもこのあたりですね。

旧金比羅大芝居・二階中央席.jpg

【青田組】。正面2階席です。
舞台全体を見渡すのならここが一番見やすいのですが、意外にもここが一番値段が安いのだそうです。花道が見にくいってことかな…。

旧金比羅大芝居・二階席からの眺望.jpg

2階席から客席と舞台全体を見てみました。

〜〜

というわけで…

『舞台』と『昔の機械技術』の両方に興味のある人間にとっては、
最高に面白い見学スポットでした。
これはオススメ。
タグ:香川県
posted by MAX CARTER at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史的建築物
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
・サイズの大きな写真は複数の写真を並べて合成したものなので、接続部で色合いが違う・わずかなズレが生じている・全体的に湾曲していることがあります。
・このブログは個人が旅行・見学の感想を書いているものであり、記事中に登場する各施設の公式なコンテンツではないことはもちろん、記事中に明記されていない限り各施設を運営する団体・職員とも一切関係ありません。
・価格、所要時間、展示内容その他記事中で紹介されている事項は変更されている場合もあります。必ず各施設の公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
・本ブログ記事の情報を利用したことにより直接的あるいは間接的な損害が発生したとしても、当ブログ著者・サイト管理者は一切責任を負いません。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。