2009年09月24日

達谷窟〜岩壁に食い込むように建てられた寺院

【毛越寺】からタクシーで【達谷窟(たっこくのいわや)】へ移動。

毘沙門天を祀る堂で、創建は坂上田村麻呂の時代(1200年前!)まで遡る古い物です。

毘沙門天を祀る、というからには仏教だと思うのですが…

達谷窟・鳥居.jpg

入口は鳥居。

鳥居は3重に連なっています。
写真に写っているのは二の鳥居。奧に三の鳥居がみえています。
一の鳥居は写真を取り損ねたorz

拝観券を買って、3つの鳥居をくぐって進んでいくと…

達谷窟・毘沙門堂.jpg

岩崖にめり込むように建てられた堂がみえてきます。しかも高床。
一度見たら忘れられないインパクトがあります。
これが有名な達谷窟の毘沙門堂です。
1000年以上前の建物が現存しているわけではなく、火災などで何度も失われては再建されてきたわけですが。

達谷窟・毘沙門堂2.jpg

中へも入れます。
…まぁ、中へ入ってしまうと普通のお堂なんですが…

#内部は撮影禁止なので写真はありません

堂内を見学した後、出口のあたりで岩壁を見上げてみると…

達谷窟・磨崖仏.jpg

かなり高い位置に、なにやら顔のような物が…って肉眼に比べて写真だと判りづらいな…

達谷窟・磨崖仏・顔を強調.jpg

顔の部分をなぞってみました。…って心霊写真かこれは。

これが岩面大沸(磨崖沸)。
高さ55尺(16.5m)、顔の大きさは12尺(3.6m)という大きな物。
前九年・後三年の役の戦没者を弔うため、源義家が馬の上から弓鞘を使って彫り付けたと言われています。
ふくよかな顔ですね…。

かつては全身像だったのですが、明治時代の地震により首からしたが崩落してしまったのだそうです。

達谷窟・蝦蟆ヶ池.jpg

毘沙門堂の前にある【蝦蟆ヶ池】。

達谷窟・弁天堂.jpg

蝦蟆ヶ池の中島にある【辨天堂】。
蝦蟆ヶ池からは平安末期の土器が大量に発掘されたそうです。

達谷窟・姫待不動堂.jpg

【姫待不動堂】
かつてこの地を支配し、坂上田村麻呂に討伐された悪路王。
あるとき悪路王が姫君を掠い、達谷川上流に閉じ込めてしまいました。
姫君は逃げようとしましたが悪路王はこの付近の【姫待瀧】で待ち伏せ、再び捕らえてしまいます。悪路王は見せしめのため姫君の髪を切りその髪をかけた石を【鬘石】と呼びます。

#【姫待瀧】と【鬘石】は、毛越寺から達谷窟へ向かう途中にあります。

『この姫待不動尊は智証大師が達谷西光寺の飛び地境内である姫待瀧の本尊として祀ったものを、藤原基衡公が再建した』ものだそうです。

達谷窟・金堂.jpg

【金堂】(講堂)。
現在の建物は平成八年に昔ながらの工法で再建されたもの。

〜〜

前半で紹介した毘沙門堂と顔面大仏だけでも見る価値があります。
車がないとアクセスしにくい場所ですが…。

〜〜

【達谷窟】
http://www15.ocn.ne.jp/~iwaya/bisyamondo.html
岩手県西磐井郡平泉町平泉字北澤16
:開門時間:8:00-1630(12-1月)、-17:00(2-3月、9-11月)、-17:30(4月)、-18:00(5-8月)
拝観料:大人300円、高校生200円、小中学生100円
見学所要時間:20分
posted by MAX CARTER at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記
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