2009年03月23日

平和祈念資料館

タクシーで数分。
次の目的地【平和祈念公園】に到着。

まずは資料館へ。

平和祈念公園・資料館入口

マンション?と思ってしまうような入口です。

平和祈念公園・不発弾

エントランスホールの床の一部がガラス張りになっています。
覗いてみると、そこには不発弾が…。

沖縄戦時には『鉄の暴風』と呼ばれた艦砲射撃により数万発の砲弾を打ち込まれました。
終戦後しばらくはいたるところにこのような不発弾があったのでしょう。

では展示室へ。

#ここから先は撮影禁止なので写真はありません

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第1展示室では、『琉球王国』が『沖縄県』へと変化し、日清・日露戦争・第一次世界大戦を経て第2次世界大戦の沖縄戦直前までの歩みについて。
多数の展示パネル、資料、ジオラマが並んでいます。

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第2展示室へ入ると様子が一変。

照明を抑えた部屋の中央に大きな沖縄本島の立体地図。
周囲には石垣島や西表島、慶良間列島の立体地図がならび、
さらに瓦礫の山のジオラマ。
これらの地図と、スクリーン・模型などを使い、沖縄戦の進行の様子を再現しています。
とくに米軍撮影の当時の映像が衝撃的です。

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第3展示室には実物大のガマのジオラマがありました。
中へ入ると、当時の悲惨な状況が実物大のイラストで表されています。
時々爆発音や戦車のキャタピラ音が響いてきます。
『死の彷徨』と題された展示コーナーには当時の沖縄の状況を撮影した写真が多数ありますが、生々しい遺体の写真も多数。

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第4展示室は生き残った住民の証言をまとめた資料の閲覧コーナーや、証言ビデオが見られるブースなどがあります。

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第5展示室は戦後の様子。
米軍統治下の沖縄の市街地を模した実物大ジオラマの中を歩きながら展示を見ていきます。

戦後の収容所生活。
米軍統治下、アメリカ文化の影響を受けた部分と沖縄独自の部分。
基地の街としての活気と暗部。
米軍によって引き起こされた数々の事件。
復帰運動。

展示室出口の直前に、沖縄の復帰を報道する当時の新聞が掲示され、沖縄が復興しつつもいまだ多くの課題を残している様子が描かれています。

#そういえば、僕が生まれた頃ってまだ沖縄は米統治下だったんですね

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精神的な衝撃度はひめゆり資料館の方が上ですが、
こちらは戦前〜復帰までの沖縄の歴史全般を通して知ることが出来ます。

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平和祈念公園・資料館を出たあたり

展示室を出ると、窓の広い、明るいロビーに。
眼下には海が見えます。
…悪い夢から覚めたような気分です。

平和祈念公園・資料館全景

資料館全景。
これだけみるとリゾートホテルのようです。

平和祈念公園・魚雷

よくみるとこのような展示が。
魚雷と高射砲の残骸のようです。

平和祈念公園・戦没者慰霊碑

資料館の『庭』にあたる部分。
中央には『平和の火』が灯り、それを取り囲むようにこのような黒い板状の物が多数並んでいます。近づいてよく見ると、『○○村、○○○○…』と、地域ごとに人名がびっしりと刻まれています。
…ここには、沖縄戦における犠牲者全員の名が記されているのだそうです。

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【平和祈念資料館】
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
沖縄県糸満市字摩文仁614-1番地
交通:糸満より【82番・玉泉洞】バス利用、【平和祈念堂入口】下車(400円)
開館時間:9:00〜17:00(16:30最終入館)
休館日:年末年始(12/29〜1/3),臨時休館日
観覧料:大人300円/子供150円


posted by MAX CARTER at 10:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館
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