2008年05月06日

大和ミュージアム

てつのくじら館のとなり、大和ミュージアムにも<もちろん>行きました。

大和模型10分の1

まずはお約束の記念写真と言うことで、入ってすぐの場所にある戦艦大和です。
1/10サイズですから全長26mもあります。学校のプールに入らないサイズの巨大模型。
大きいだけでなく、非常に細かいところまで再現してあります。
これだけでも一見の価値有り。

あれ?
なんか、前に来たときと印象が違う…

大和ミュージアム・後甲板に水上機.jpg

あ!
主砲第3砲塔の後に水上機が増えてる!

大和ミュージアム・大和模型2

こちらが2006年に来たときの写真です。

〜〜

実物大(本物の復元)展示室。

大和ミュージアム零戦

まず眼をひくのが、零戦六十二型。
有名な二十一型や三十二型や五十二型ではなく、ちょっとマイナーな六十二型。
爆装可能・機銃は20mm×2と13mm×2という重武装型。登場が遅かったために目立った活躍は出来なかった六十二型。結局特攻機としてパイロットごと潰された六十二型。

海龍

続いて小型潜水艇『海龍』。
乗員二名、発射管を内蔵できないため脇腹に2本の魚雷を抱えた構造。
しかし予定より性能が悪かったため、船首に爆薬を搭載しそれ自体が大型魚雷として使われることになった悲劇の潜水艇。
そして、量産されたのに結局まったく実戦には使われなかった潜水艇。

…説明文を読んでいるだけで悲しくなってくる、第二次世界大戦末期の日本の兵器。
現代の日本人には想像も付かない、戦略性のカケラも感じられないやぶれかぶれの作戦。…いやいまでも日本人は戦略は苦手なのかな。

設計した技術者や製造した工員や操縦した軍人たちはそれぞれきっと有能で必死に努力をしたのだろうに、、、プランを立てる『えらいひとたち』に長期的かつ広い視野が欠けているとこうなってしまうという、物言わぬ証人。

〜〜

大和ミュージアムは呉で造られた艦船とそれを支えた工業技術の博物館。
呉の造船所で作られた艦船の模型や写真が多数展示されいます。

赤城模型

真珠湾攻撃にも参加した空母【赤城】の模型です。
艦橋が左舷にあるのは、実は珍しいです。

映画に【赤城】が登場する場合、実際とは逆に右舷に艦橋を作ってあることもありますね。考証不足?

その他、
戦艦『金剛』ボイラーのような大型展示、
呉の歴史を解説したパネル、
昔の造船に使われた工具、、、

その中でも特に力を入れて展示されていたのが『大和』。
最近の調査で判った沈没地点の海底の状況のジオラマと、潜水艇で撮影された海底に眠る大和のビデオは必見。当時の国家の技術力を結集して建造された巨艦が真っ二つに折れ逆さまに海底に横たわっている様子は、なんともいえない哀愁を感じさせます。砲塔や艦橋は艦体からはずれ周辺に散らばっている様子。
一時期『引き上げ』という話もあったようですが、あれでは無理でしょうね…。

そして現代。
戦後は客船や輸送船を建造しているのですが、こちらはスペースも小さく見学者もスルーする人が多いかも…。やはり『大和』を初めとした旧海軍に興味をひかれる人が多いようです。

〜〜

3Fに上がると雰囲気がガラっと変わって、今度は実験・体感コーナー。
水の浮力を体感できる『ウキウキドラムカン』
動滑車による力の伝達を体感できる『パワーカッシャー』
揚力の実験『フワフワバスケット』
造船技術の発達を体感できる『ブロックゲーム』
など、親子連れが楽しく遊べる設備が。

…あ、いい歳したオッサンである僕もひととおり遊びましたが…

ブロック組立ゲーム

ブロックゲーム。旧来の建造法とブロック工法とに見立てた積木をタイムトライアルで組み立ててみるゲームです。ちゃんと傍らにはストップウォッチもあるという親切設計(笑)

注意深く見ていくとかなり勉強になります。
一応機械系学科の出身である僕も学生時代に学んだ材料工学や流体力学を思い出しました(笑)

〜〜

同じく3Fの半分は『未来へ』と題し、松本零士先生の作品のコーナーになっています。

アナライザー

入口では『宇宙戦艦ヤマト』に登場するロボット、アナライザーがお出迎え。

…前に行ったときにも思ったのですが、声は緒方賢一さんの方が良いと思うんだけどなぁ…。

ヤマト以外の松本作品の紹介があったり、『未来の火星の生活』を描いた10分ほどのSFアニメの上映があったり、隕石標本があったり、、、
、、、それなりに面白いのだけど、呉との関係がよくわかりません???

SFアニメに登場する女性がメーテルそっくり。CVも池田昌子さん(多分)。

大和ミュージアムを出て、屋外の展示を見学(ここは無料)。

潜水艦の並び

W潜水艦。
手前は潜水調査船【しんかい】。
最大潜行深度600m。

大戦中の軍用潜水艦は最大100m程度までしか潜れなかったようですが、【あきしお】はどれだけ潜れるんでしょうね?たぶん機密情報でしょうが…。

大和ミュージアムの犬の彫刻

大和波止場ちかくの芝生の上に、なぜか犬の彫刻が。
身体半分だけ。別の場所に後ろ半分もありますが、なんだか気色悪いなぁ。これ、前に来たときにはあったかなぁ?

砲弾のポール

駐車場との間をしきるクサリを止めているポールは、よく見ると戦艦の砲弾の形ですね。

大和ミュージアムと呉ターミナル

大和坂からみた、大和ミュージアムとフェリーターミナル。
posted by MAX CARTER at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
・サイズの大きな写真は複数の写真を並べて合成したものなので、接続部で色合いが違う・わずかなズレが生じている・全体的に湾曲していることがあります。
・このブログは個人が旅行・見学の感想を書いているものであり、記事中に登場する各施設の公式なコンテンツではないことはもちろん、記事中に明記されていない限り各施設を運営する団体・職員とも一切関係ありません。
・価格、所要時間、展示内容その他記事中で紹介されている事項は変更されている場合もあります。必ず各施設の公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
・本ブログ記事の情報を利用したことにより直接的あるいは間接的な損害が発生したとしても、当ブログ著者・サイト管理者は一切責任を負いません。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。